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【書評】究極の鍛練|達人と素人の違いは、考え抜いた努力をどれだけ行ったのかで生まれる

こんにちは、アズキです。

久しぶりの書評です。

日頃から本は読んではいるのですが、良かった悪かったは別にしてブログに書こうと思う本はご無沙汰です。

僕なりの要約や考えたことを書きました。

今回僕がよんだ本は「究極の鍛錬ー天才はこうしてつくられるー」です。

究極の鍛錬とは

究極の鍛錬は5つの要素で構成されます。

  1. 指導者が設計した体系だった鍛錬メニュー
  2. 自分の弱点を繰り返し練習すること
  3. その直後に受けるフィードバック
  4. 能力向上のため徐々に高くなる課題設定
  5. けっしておもしろくないはない訓練内容

この5つの中で印象深いのは⑤の「けっしておもしろくはない」という点でした。

小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。ーイチロー

成功するためには何か特別なことをしなければならないイメージを持ってしまいますが、そうではないということです。

コンフォートゾーン・ラーニングゾーン・パニックゾーン

この3つの同心円を見たことがある人はいるかもしれないです。僕もどこかで聞いたことがある話でした。

コンフォートゾーンは自分がすでにできることなので進歩は望めない。

パニックゾーンは難しすぎてどう取り組んでいいのか分からない。

進歩しつづけるためにはラーニングゾーン、つまり自分にとってちょうどいい難易度の課題に取り組めということです。

自動化の回避

「考えてプレーしているうちはダメだ。考えずにプレーできるようにならないと。」という言葉を部活時代によく聞きました。

僕は中高で運動系の部活に所属していたので、この意味はよく分かります。

練習を繰り返し、自然に理想のフォームで体が動く領域に到達しないといけないという意識です。これは本書でも「自動化モード」という単語で説明されていました。

ただ、その説明には僕が持っていなかった発想が含まれていました。それは自動化を回避する、つまり、どこまでも考えることをやめないことが重要だということです。

毎日料理をしていても一流のシェフにはなれません。自動化を悪くいうと惰性といってもいいかもしれません。ただ時間を費やすだけでは達人にはなれないのです。

自動化モードを回避することで、さらなる上達が可能になるということです。

結果ではなく、結果に至るプロセスを目標にせよ

みなさんは今年の目標を立てましたか?2019年になってから2週間ほどたちましたが、目標を達成するために何か行動を起こしましたか?

と聞いてみましたが、僕は普段は目標を立てません笑

目標を達成できなかったときに、自分を裏切ったようなマイナスの感情になるのが嫌なんですよね。自分で立てる目標って自分との約束のようなものに感じてしまって。

さて、本書では大きな目標ではなく身近なゴール、たとえば今日行うべき目標の設定が有効だとしています。

たしかに「今月の売上◯万円!」とか「ボーナス評定Aをもらう!」という目標を立てても、具体的にどう行動すればいいのか分かりません。達成できるかどうかは自分以外の要因に依存しすぎていて、自分への深いフィードバックは難しいように思えます。

理想の目標の立てかたは、たとえば「ベンチプレス◯kgを上げる!」ではなく「週2でジムに通う!」という感じ。

世の中には自分がコントロールできることとできないことがあります。同じ時間を過ごすなら自分がコントロールできることについて考えたいと僕は思います。

「結果に至るプロセスを目標にする」というのは、上手く言語化されているように思いました。これからは自分がコントロールできることを目標にすることにしました。

自分が「できない」ジャンプにより多くの時間を費やす

これは上述したラーニングゾーンに近い考えかと思いますが、僕に刺さったので書いておきます。

フィギュアスケートの荒川静香選手は、計算によると2万回も尻もちをつきました。

一流でない選手は自分が「できる」ジャンプに多くの時間を費やすのに対して、トップレベルの選手は自分が「できない」ジャンプにより多くの時間を費やしているそうです。

できないことに挑戦しているのだから失敗してしまうのは当たり前です。失敗を怖がって行動しないことは避けたいなと思いました。

外的動機と内的動機

始めに書いたように、究極の鍛錬はおもしろくはない訓練をひたすら繰り返します。

訓練継続のためには外的動機ではなく、内的動機、つまり自分による動機づけが必要です。

誰に強要されるわけでもなく、気にすべきことは「自分が進歩しているかどうか」の1点です。

乗数効果による能力の向上

「能力が高まるごとによい環境がもたらされる。それが次から次へと繰り返され、よりよい能力の向上につながる。」ことを本書では乗数効果といっています。

たとえば、

人よりも少しだけ前腕の筋肉が柔らかかったからクラスで1番野球が上手かった。→上手くいくので楽しくなって練習に励む。→さらに上手くなる。

といったように、はじめは少しの優位性だったものが相乗効果を生むという話です。

ゆるふわなまとめ

もうちょっとサクッとした書評になるつもりだったんですが、思ったことを書いていたら長文になってしまいました。

本書「究極の鍛練」は、フワッと思っていたことが上手く言語化されていました。インプットだけだと忘れてしまうので、ブログに書いてアウトプットしておきます。

自己啓発本を読むと自分が賢くなった気になりますよね。日常の行動に生かそうと自分で意識しないと。

今の僕の目標は…修論の完成ですかね笑

おわり