こんにちは、アズキです。
僕は1年ほど前にツクモでBTOパソコンを注文しました。高スペックでコスパを求めた感じのPCで、今も使用しています。
【HDDからSSDへ完全移行】ツクモのBTOパソコンを購入レビュー(注文編)
そのときの僕は「動画編集しない」and「4Kモニターではない」and「ゲームしない」の3つが揃っていたので、グラフィックボードは採用しませんでした。
ですが昨今の「#stayhome」にしたがい、面白そうなゲームでも探してみるかーということでSTEAMを眺めていたら、やりたい!と思うゲームに出会ってしまいました。人は変われるのです。
そのゲームとは、3DアクションRPG「NieR:Automata™ (ニーア オートマタ) 」。
このゲームに関しては、また別のエントリを書こうと思っているので、本エントリではここまで。
僕は3Dグラフィックのゲームをするために、グラフィックボード(通称グラボ)を購入したというわけです。
本エントリは、自作PCを組んだことがない初心者がグラボの取り付けに挑戦したレポートです。終わってみると、挑戦というほど難しくはなかったですが。
今回購入した「GTX 1660 SUPER」は、いろいろなメーカーが発売しているので比較してみてください。
チップが「GTX 1660 SUPER」であれば、メーカー間で大きな性能差は無いです。AmazonではMSIのGTX1660 SUPERが人気です。
もくじ
「GTX 1660 super」を選んだ理由
圧倒的コスパがいいグラフィックボード!
やりたいゲームが決まっているなら、そのゲームの推奨スペックを少し上回るくらいのスペックのグラボを選ぶのが定石。僕もそれに従いました。
NieR:Automataの推奨スペックは「GTX 980」なので、それよりも少し性能が良く、予算範囲内のものということで「GTX 1660 super」を選択。
GTX 1660 superは、巷ではコスパが良いミドルクラスのグラフィックボードとして名高いです。ちなみに、GTX1660 superはGTX1660TiやGTX1070とほぼ互角の性能です。(僕調べ)
FF15のベンチマーク測定結果を後述していますが、どんなスペックを選ぶかは結局は自分の予算次第だと思います。
というのも、グラフィックボードを調べていると「グラボAは機能Aがいいけど、機能Bがダメだから、機能Bが優れたグラボBと迷う」みたいなことはほとんどないことに気づきます。価格とスペックはほぼ正比例ということです。
ざっくりGTX1660 superのスペックを書いておきます。
- チップ : NVIDIA GeForce GTX1660 SUPER
- メモリ容量 : 6GB
- メモリ種類 : GDDR6
- 補助電源 : 8ピン×1
- サイズ : 235 × 115 × 40 mm
2019年秋発売で新しい
やっぱりPCパーツみたいな技術進歩が激しいものって、新しい型番のほうが何かと改良されていることが多いですよね。
古すぎるものだと規格が合わないとかもあるので、いつ頃発売したかっていうのは判断材料の1つだと思います。
外観の写真を紹介していく
ファン部分はこんな感じ。ペリペリ剥がす前に写真を撮ってしまった…
ちなみにペリペリ付けたままだと熱がこもったり、ペリペリが熱で溶けたりするらしいので、取るのをお忘れなく。
側面はこんな感じ。
モニタ出力端子は DVI×1 / HDMI2.0b×1 / DisplayPort1.4×1 で合計3つあります。(微妙に手ブレしてる…)
僕の現環境の使用端子が含まれているということも、このグラボを選んだ理由の1つです。まだまだDisplayPortに対応していないモニターは多い印象です。
歪みを防ぐことができるバックプレートもついていました。基盤むき出しだと、何かと気を使うのでうれしいです。
ホコリがたまらないのが1番ですかね。基盤にホコリがたまると、最悪発火しますからね。
グラフィックボード「GTX 1660 super」を取り付けていく
電源を切って、ケーブルを抜きます。
PCケースを開けます
PCケースを開けたところ、僕のPCはホコリだらけでした笑
僕は自作PCerというわけではないので、ノーメンテナンスで約1年経過していました。さすがにそのままはまずいという状況だったので、簡単に掃除することにしました。
いうわけで、エレコムのエアダスターを買いました。細かい基盤部分やファン部分をティッシュ等で拭き取るのは厳しいので。
エアダスターを買うのも初めてでしたが、想像よりも出力が強くて驚きました。これでキーボードも掃除したいと思っています。
さて、まずはバックプレートを外します。この部分にグラフィックボードのHDMI端子やDisplayPort端子が出てきます。
この「GTX 1660 super」は2スロット占有するので、下の写真にように2枚外しました。
さて、いよいよマザーボードにグラフィックボードを差しこ……
もうとしたんですが、ケーブルが邪魔だったので、付け替えます。マザーボードから何かしらのケーブルを抜くのは初めてなので緊張しました。
下の写真の右下のSATAケーブル(DVDドライブやSSDと接続されるケーブル)のことなんですが、右下奥に追いやりました。
6つの差込口のうち、2つが埋まっています。
これでスペースに余裕が生まれたので、満を持して取り付けできます。
上の写真の銀色の「ASUS」の左上に見える灰色の横長のスロットにグラフィックボードを差し込みます。
ずれないように慎重に少しずつ力を加えると、うまく差し込めました。
バックプレートにしっかりはまっています。
次に、上の写真の真ん中あたりに見える電源コネクタに、電源から伸びているケーブルを差し込みます。
このGTX 1660 superは見て分かるように8ピンなので、電源が8ピンに対応しているか確認してグラフィックボードを選びましょう。
グラフィックボードに差し込むケーブルは白い字で「PCIe」と書いてありました。「6ピン」+「2ピン」で「8ピン」です。
グラフィックボードによっては、「6ピン」で済むものもあれば、「6ピン」+「6ピン」で「12ピン」必要なものもあります。電源ケーブルがピン数に対応しているか確認しましょう。
電源ケーブルを取り付けると、こんな感じ。なかなかいい感じではないでしょうか!(語彙力)
PCケースを開けての作業は以上です。
PCケースを閉じます
PCケースを閉じたら、さっき外したケーブルを差していきます。
ここでの注意点は、モニターにつなぐ端子はグラフィックボードの方に付け替えてください。
さて、いよいよ起動していきます。
ドライバーをインストール
無事にPCが起動したら、OCにドライバーをインストールします。
「NVIDIA Driver」を検索すると、1番上に公式サイトが出てきました。
次に、自分が購入したグラフィックボードの型番を入力します。今回のシリーズの「1660」の上位2ケタ「16」を選択しました。
あとは、「次へ」を選んでいけばOKです。
タスクマネージャーを見ると、ちゃんとGPUとしてGTX1660 SUPERが認識されていることが確認できました。
「Intel CPU Core i5-8400」&「GTX 1660 super」でベンチマークを測定
せっかくグラフィックボードを導入したので、自作PCにつきもののベンチマークを測定してみました。
今回は重いと定評のある「ファイナルファンタジーXV (FF15)」を使用。
初めてベンチマークを測定するのですが、このexeファイルが4GB近くあって、一瞬インストールを躊躇しました笑 ベンチマークソフトとして、これは普通の重さなんですかね。
「高品質 1920×1080」と「標準品質 1920×1080」の2つの場合で測定しました。
「グラボ搭載して軽品質でゲームする人なんていないだろw」ということで、2回のみの測定となっています。本当は何回もベンチマーク回すのが面倒だったなんて言えない。
上が高品質、下が標準品質です。
- 高品質 → 6482 快適
- 標準品質 → 8709 快適
他サイトと比較しても数値に見劣りはないので、測定に成功はしているかと。
Core i5ということで少し不安だったんですが、CPUがボトルネックになっていることはなさそうです。さすが6コアなだけあります。
ゆるふわなまとめ

結構な光量できれいに光っています。僕は普段フタを閉めているから意味ないけど。
このPCの構成で「NieR:Automata」を快適にプレイできたのか?というのは、また別のエントリで書きたいと思っています。
久しぶりというか、ほぼ初めてのアクションRPG、楽しみです。
追記2020.08.05
「NieR:Automata」ひととおりクリアしました!ゲームに世界観を求めているのであれば楽しめると思います。
ちなみに、Steamの画面に表示できるFPSは常時100FPSほど出ていて、問題なく快適にプレイできました。
それではみなさん、よいゲーミングライフを!
おわり