こんにちは、アズキです。
GDを採用している企業は少なくないです。特に大企業であればあるほど、個別に面接をする時間をかけられないため、一次選考でGDが採用されています。6~8人でGDを行うことが多く、効率的に足切りすることができます。
GDの簡単な流れはこんな感じ。
このエントリでは、僕が使っていた小手先のテクニックを紹介します。
具体的なので良いなと思ったら真似してみてください。
もくじ
真ん中の席に座る
4人のときは気にする必要はないですが、6人でGDだった場合は、ここのどちらかに座りましょう。
グループディスカッション序盤で大切なことは、自分が発言しやすい雰囲気をつくることです。その雰囲気は、自分が議論の中心にいる雰囲気につながります。
初対面の人たちと話し合う経験は滅多にないので緊張しやすいかもしれませんが、緊張で縮こまってしまうことは避けたいです。
面接官は就活生の発言で審査しています。(机の下の足が落ち着いているかを見ている企業もあるらしいけど)
どれだけ筋が通ったことを考えても、奇抜なアイデアを思いついても、発言できなければ0点です。議論の中心にいることが大切であり、真ん中という物理的な位置で中心にいると、自然と視線が集まりやすいです。
あらかじめ座る席が指定されている場合もありますが、できるだけ座る席を選んでください。
ちなみに、6人のメンバー全員で一気に入室するとき、タイミングを見はからって2番目に並んで入室すれば真ん中の席を取れるはずです。(ここまで考えているのか…と思った人もいるかもですね笑)
第一声を自分が発言する
GDが始まって、第一声は自分が発言しましょう。ただ、発言といっても
「まず、〇〇に対する定義を決めましょう」や「最初にひとりひとり意見を発表し合いましょう」
というような提案ではありません。
「〇〇というお題ですけど、どのように進めていきましょうか?」
とみんなに質問を投げかけるのです。そうすると
「最初に時間配分を決めておきませんか?」や「私は〇〇だという意見なんですけど…」
といったように返ってきます。そこで
「そうですね、では時間配分を決めましょうか」
と返せば相手の意見を否定することなく、自分が流れを作っているような雰囲気になります。
一番最初に自分が具体的な提案をした場合、それを他の人に否定されるリスクがあります。GD序盤で自分の意見が否定されると、なんとなく立場が弱くなった気がして、すぐにでも帰りたくなります笑
序盤で発言しておくと、自分が発言しやすい流れを作ることができて、あとの議論が楽です。
プラス根拠を心がける
発言するときはまず結論、そのあとでそう考えた根拠を話しましょう。これは小手先のテクニックとは言わないと思いますが、大切なことなので書きました。例えば
「私も〇〇は良いと思います。というのも~~だからです。」
って感じですね。面接官を含めて、周りに自分の意見に対して納得感を持ってもらえるように話すべきです。
集団面接やGDでは他の就活生がどういう感じで話すのか分かりますが、最初に結論を言える人は少ないと感じました。結局なにが言いたいの?と思われないためにも、まず結論+根拠を意識しましょう。
僕がGDを通過するために読んで良かった本は「東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」です。
実際のグループディスカッションに出題されそうなテーマを扱っていて、とても参考になりました。論理的に結論を導くために、何を糸口として整理していけば考えやすいのか、解説しています。コンサル志望でなくともGDはあるし、さらっと読めるのでみんなにオススメできる本です。
頭が良さそうな人と同じ意見にしておく
頭が良さそうな人と同じ意見にしておくことをオススメします。理由は意見が割れると面倒な議論になるからです。
そもそもGDは正解がないようなお題がほとんどなので、議論が深まりすぎても仕方ないんですよね。限られた時間のなかで、落としどころを見つけなくてはいけません。
僕の体験談を書くと、商品企画のお題で、どれを商品化するかみたいなGDがありました。頭がキレる人(もちろん始まってから分かった)と一緒になったんですけど、僕はその人と違う商品を選んだんですよね。意見が割れた場合、どちらかは譲るかたちになるので「え、どっちにする?」みたいな雰囲気になってしまいました。GDの目的はチームでよりよい結論を導き出すことなので、わざわざ対立するような意見を言う必要はなかったなーと反省しました。
どんな意見も自分のロジックでねじふせるやり方もあるかもしれませんが、僕はオススメできません。
ゆるふわなまとめ
出した結論に、メンバー全員が納得感を持っているような議論が理想的です。
GDは実践練習が大切なので、選考が早い企業にエントリーしてたくさん経験を積みましょう。
おわり