理系大学院生のリアルな就活体験記ブログ 1 of 3

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こんにちは、アズキです。

このエントリは外資系コンサル、総合商社複数内定!といったような意識が高く、無双した就活体験記ではありません。ブログタイトルにもあるように、僕は「ゆるふわ」ですのであしからず。

就活生の参考になればなと思ったのと、自分のログ、そして他の方の就活ブログを読んでモチベーションが上がったので僕も書いてみることにしました。

僕は就活ブログが好きでよく読んでいたのですが、この年は何月面接解禁だ??となり、ややこしかったので最近の就活スケジュールの変遷を貼っておきます。

僕のスペック

学歴:高学歴ではない(ここでいう高学歴は東京、京都、東工、一橋を指す)

TOEIC700くらい。

1ヶ月ほどの語学留学経験あり。

プログラミングは授業程度。

インターン経験はワンクリックで参加できるもの(ほぼ説明会)のみ。

OB、OG訪問はゼロ。

就活のスタンス

企業を選ぶ基準

企業を選ぶ基準は

  • 大企業(数年のうちに潰れないくらいの)
  • 激務薄給ではない
  • 事業に興味が持てるか
  • 勤務地はできれば東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪のどれか

はい、書き出してみるとあまり褒められたものではないですね。ふわっふわです。悪く言うと大企業病ってやつだと思います。

大企業しか見ていなかった

中小・ベンチャー企業は考えていませんでした。

大企業と中小・ベンチャー企業の違いを紹介しているサイトはたくさんあります。大企業の良いところ悪いところはそちらに任せるとして、僕が大企業に絞った1番の理由は「大手企業でキャリアを積んだという事実は信用に値する」と考えたからです。いっしょに仕事をする上で大切なのは信用です。あくまでも肩書きにすぎないですが、将来の選択肢を広げることができるんじゃないかなと思っています。

選考では面接官に、自分を通す納得感を与えられるように意識していました。自分の人柄、価値観の軸のブレが伝わらないように、自分が話すエピソードに「なぜ?」という理由付けを考えることに時間をかけました。

僕が面接で意識していた2つの軸

見ていた業界

大学院生だけど文系職も見ていた

見ていた業界はメーカー、IT、コンサル、インフラ、不動産、保険、総合商社です。

理系大学院生ということもあり、周りの友達は始めからメーカー研究職しか見てない感じでした。でも僕は学生時代の数年間を費やしたからといって安易に研究職に就くのもなーと思い、メーカーに絞らないで俗にいう文系職も受けました。

どこの社員の話を聞いても、もっといろんな業界を見ておけば良かった、学生という身分にしか他企業をいろいろ見て回ることはできない(社内機密情報的な意味で)と言っていたのも理由の一つです。

アセマネ業界の説明会で肝に銘じたこと

僕はネット証券で口座を開設して投資をしていたのもあり、アセットマネジメント業界にも興味がありました。説明会に行ったとき、社員さんが学生全体に「株、投資信託を買ったことある人~?」って聞いたんですが、僕含め5%(ちゃんと数えた)しか手が上がっていませんでした。

驚きました。ここにいるってことは少なくとも株、投資信託に興味があるはずなのに。株、投資信託を買ったこともない人が新卒で入社するんですね。銀行や証券会社から勧められる商品は買ってはいけないと改めて肝に銘じました笑

アセットマネジメント業界はまったり高給みたいなイメージを持っていましたが、僕が説明会に行った感じでは勘違いだったようです。業界全体の朝が早く、朝7時くらいに出社して12hほど働くのが普通なようです。朝弱い人は無理ですね。

選考結果

  • プレエントリー40社くらい
  • 本エントリー20社くらい
  • 書類通過20社くらい(数社落ちた)
  • 最終面接到達10社くらい(第一志望合格時点で選考途中は辞退)
  • 合格3社

エントリー数を増やすことを意識していた

理系大学院生にしては本エントリー数が多いかもしれません。ただ書類審査に通るかも分からないので、弾数は多いに越したことないです。

他の人の就活体験記を読んでいると「5社中4社受かったから、内定率80%!」みたいな人がたまにいますが疑問を持つべきです。たくさん内定をもらっても、内定率が高くても、自分が入社できるのはたった1社です。他企業がどれだけ不採用でも、自分が行きたい企業1社に内定がもらえれば両手を上げてバンザイです。

選考を受けた企業数が極端に少ない就活体験記は、リスクヘッジができない人なんだなと思いながら読みましょう。

あなどるべからず適性検査

ほとんど書類選考は通過したので、学歴フィルターは通過できる大学だったようです。ただ、適性検査の感触が良くなかったところは、ちゃんと落ちていたのでWebテスト対策は必須です。

Webテスト・能力適性検査はどの形式を対策すればいいのか図解した!

性格適性検査については、こちらに詳しく書きました。

【攻略】7人に1人が図形貼り付け形式TALで落ちる足切りライン~性格適性検査の対策についての考察~

【全て無料】利用した就活サイト・就活セミナー

  • サイト:unistyle、ワンキャリア、Vorkers、リクナビ・マイナビ、みんしゅう
  • セミナー:Goodfind、ジョブラス

上記の就活サービスは学生全て無料です。

学生を採用したいと考えている会社側がお金を払っているビジネスモデルなので、学生は使い放題です。ありがたいですね。登録しておいて損はないです。

unistyle

unistyleは本当におすすめの就活サイトです。過去のESもかなり使えるのですが、なんといってもコラムとテクニックの記事の質が高いです。企業研究から面接対策まで網羅されており、就活生が実践できるまで言語化されています。

ESやコラムだけでなく、選考レポート(選考フローやどんな質問がされたかといった体験談)もたくさん掲載されています。

unistyleには、ESを書くにあたって必読レベルの記事が3つあります。ガクチカ、志望動機、自己PRそれぞれに1つずつ記事があるので、この3記事を読んでからESを書いてください。

2016年という最近まで有料(3000円)でした。会員が増えて、突然有料化するかも分からないので、今すぐ登録しておくことをおすすめします。

無料で使い放題ですし、勧誘メールが大量にくることもありませんでした。

unistyle 無料会員登録|選考対策コンテンツ満載の新卒就活生向けサイト

ワンキャリア

僕はunistyleをメイン使いしていましたが、ワンキャリアにもお世話になりました。

コラムの質はunistyleほどではないと感じますが、大手なので先輩のESや選考レポートがたくさん掲載されています。

ESや選考レポートを読んで損はないので、とりあえず登録しておいて時間に余裕があるときに利用していました。

ワンランク上のキャリアを目指す就職活動サイトONE CAREER

Vorkers

Vorkersは転職サイトです。みんしゅうみたいなもので、匿名性が高く信頼性は低いのですが、何歳で年収がいくらなのか、転勤はあるのかなど社員じゃないと分からないことが書き込まれています。

OB、OGに聞く方がベターと分かりつつも、僕は結構ここに頼ってしまいました。

1つ就活サービスに新規登録することで1か月利用できるようになるシステムなので、3月に広報活動解禁の場合だと、1月くらいに登録するのがいいかもしれません。

Vorkers

リクナビ・マイナビ

プレエントリーの際はリクナビ・マイナビから登録せず、企業の新卒採用ページで直接アカウントを作ったほうが早いことは覚えておきましょう。リクナビorマイナビを通さないと、プレエントリーすらできない企業は若干ありますが。

またリクナビ・マイナビの情報をプレエントリーの際にそのまま企業のマイページに反映できることも多々あります。プレエントリー作業が楽になるのでリクナビとマイナビは登録しておきましょう。

みんしゅう

みんしゅうは役に立ったというよりかは、気になって見てしまった感じです。学歴やインターンに行ったかによって採用フローが異なることもあるので、書き込みに振り回されず、自分のやるべきことをやるのが良いです。

アカウント登録の際に、大学の授業レビューみたいなものを書く必要がありました。

Goodfind

Goodfindで特に行ってよかったのはグループディスカッション(GD)の練習セミナーです。GDは練習をすること自体ハードルが高いですし、受講者の意識も高いので他の就活生からも学べます。講師から個別にフィードバックをもらえたりするので、GDに不安がある方は1回行ってみることをおすすめします。

GDの他にも、ロジカルシンキングのセミナーなど社会人が受講するような内容も扱っています。

Goodfind2025

ジョブラス新卒

ジョブラス新卒のセミナーは初心者向けといった印象です。印象や身だしなみといったような、基礎の基礎から学びたい人におすすめです。

ジョブラス新卒

 

2につづく。

2では時間軸に沿って、僕が何月に何をしていたかについて詳しく書きました。

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