【お洒落で高音質】Marshall(マーシャル)のBluetoothスピーカー「STANMORE III」を購入レビュー

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こんにちは、アズキです。

エレクトリックギターやアンプで有名なイギリスのブランド「Marshall」から3年ぶりに家庭用スピーカー「Ⅲシリーズ」が発売されました。導波管のアップデートなどの再設計により「Ⅱシリーズ」よりも音の流れが更に広くなっているとのことです。

最初に書いてしまいますが、音がめっちゃよいです!

Marshallのスピーカーは初なのですが、こんなに高音質なスピーカーが家庭用であるんだって驚きました!低音から高音まで全部聴こえます!スピーカーの箱の中で楽器が鳴っている感覚です!

僕はクリーム色を選びました。(クリーム色よりはオフホワイトに近いと思います)

Marshall「STANMORE III」の特徴

スピーカーの構成

ウーファー用50Wが1つ、ツイーター用15Wが2つの合計3つで構成されています。

大きさは、ウーファーは5インチ(約13cm)、ツイーターは0.75インチ(約2cm)となっており、ウーファーはかなり大きいです。

低音については、ひずみを少なく大音圧を出すために口径が大きいことが望ましく、まさにこのスピーカーは低音の臨場感がハンパないです!

ベースの「ベベベ」という音や、バスドラムの「ドッドッ」という音がはっきりクリアに聴こえます!

スピーカーの背後から出る音を利用して低音を増強する「バスレフ型」になっています。

 

一音一音がクリアに聞こえすぎて、逆にアナログ感があるというか楽器らしさを感じることができます。

新しいBluetoothの規格「LE Audio」にも対応予定とのことです。(アプリでアップデート可能)

赤と白の端子がRCA端子です。

高級感があるシボ感のビニールレザー

一見スピーカーとは思えないデザインで、インテリアとしても申し分ない高級感があります。

スピーカー上部の物理ボタンで操作できる

本体の上部にある真鍮の物理ツマミで操作できます。

Marshall専用アプリのイコライザーからコントロールすることもできますが、直接スピーカーから自分好みの音に変更できるのは便利ですね。

AUXが3.5mmステレオミニプラグを意味します。

 

Marshall専用アプリとの接続はBluetoothですが、スムーズにスマホと接続できました。

無線接続がなかなか上手くいかないデバイスは多いので、ストレスフリーでGOOD。

「ACTON Ⅲ」と「STANMORE III」の比較

「ACTON Ⅲ」と「STANMORE III」のどちらを買うか迷ったので、簡単に比較してみます。(「WOBURN III」はとてもじゃないけどデスクに置けない大きさ。。)

 

 

僕はなんとかデスクに置けそうな大きさの「STANMORE III」を選びました。機能的な違いでななく、置けるなら大きいほうを!って感じです。

サイズは「STANMORE III」のほうが2まわりほど大きい

今回2023年3月に発売したのはコンパクトな順に「ACTON III」「STANMORE III」「WOBURN III」の3種類。

  1. 「ACTON III」→W260 x H170 x D150 mm
  2. 「STANMORE III」→W350 x H203 x D188mm
  3. 「WOBURN III」→W400 x H317 x D203 mm

「ACTON III」はウーファー用が30Wとなっており、4インチと小さめな分コンパクトになっています。

本体のサイズは上述したとおりなのですが、電源コードがまっすぐなのでスピーカーの背面を壁にピッタリくっつけることはできないです。3cm程度は空間が必要です。

僕はデスクを少し壁から離すことで、空間を作っています。

付属品は電源ケーブルのみです。日本用と海外用の2本入っていました。写真は海外用のものです。

入力端子の違い

入力端子について、Ⅲシリーズでそれぞれ異なります。上位機種になるたび1つずつ増えます。

  1. 「ACTON III」→3.5mmステレオミニプラグ
  2. 「STANMORE III」→3.5mmステレオミニプラグ、RCA入力
  3. 「WOBURN III」→3.5mmステレオミニプラグ、RCA入力、HDMI端子

僕はPC音声をスピーカーから出力する目的で購入したので、ラグがない有線接続である「3.5mmステレオミニプラグ」の入力端子が必須条件でした。

スピーカーを検討するなかでソニーのグラスサウンドスピーカーも候補だったのですが、こちらは入力端子がなくBluetooth接続のみだったので候補から外しました。(高音質をうたうスピーカーなのに有線接続できないのは論外かと思います。)

購入する前の唯一の懸念点「ネットワークスタンバイモード」

購入する前にマニュアルを確認したのですが、1つ気になる記載が。。。

「ネットワークスタンバイモード」という機能があり(おそらくOFF設定は不可)、10分間使用されないとネットワークスタンバイとなり、なにかしら入力して復帰させる必要があるというものでした。

僕はPCに接続しっぱなしで使用するつもりだったので、復帰に何秒もかかるようだとPC音源再生に支障が出ます。

ただそれは杞憂でした。長時間音声出力していなくても、すぐ再生してくれてラグも感じないです。良かった!

ゆるふわなまとめ

バッテリーは内蔵していないので電源必須なスピーカーですが、持ち運んで使用しないのであればかなり満足度は高いのではないでしょうか。

設置スペースに余裕があるのであれば「STANMORE III」、コンパクトなスピーカーを探しているのであれば「ACTON Ⅲ」がベストかと思います。

最後に。Marshallは世界的に人気なメーカーということもあり偽物が出回っていますので、Amazonや楽天で購入する場合は公式ショップから発売されているものを選ぶのが安心です。

おわり