こんにちは、アズキです。
僕のメインPCは大学入学のときから使っているWindows 8.1ノートパソコンです。一般的なタイプで、キーボードの手前にタッチパッドがついています。
ここにタッチパッドがあることで、文字を打ったあと手首を動かすことなく親指でスッとマウスカーソルを動かし、タップしてクリックできます。
そういった直感的な操作を可能にしてくれる外付けのタッチパッドを発見しました。
「ミヨシ なめらかUSBタッチパッド TTP-US01/BK」を購入したのでレビューします。
もくじ
ミヨシのタッチパッドを選んだ理由
僕は就職したらパソコンを新調しようと考えていて、デスクトップPCにするつもりです。
普通のキーボードにタッチパッドは付いていないので「手首を動かさずに親指でスッ」を実現するためには、タッチパッドを別で購入する必要があるなと思って探してみました。(気が早いのは重々承知です。3ヶ月先の話ですからね笑)
そしたら案外Windowsに対応したタッチパッドは少なく、これだというものが見つかりませんでした。価格が高かったり、発売が古くてWindows 10に対応しているか不明だったり…
そうこうしていたら新たにWindows対応のタッチパッドが発売されました。2018年12月発売なので最近です。もちろんWindows 10に対応しているとの記載あり。
見ためもシンプルでよさそうだったので購入してみました。
外観だったり特徴だったり
パッケージに入っていたものは本体、USBmicroBケーブル(1mほど)、説明書の3点でした。
USB microB有線接続なので、自前のケーブルを持っていればPC環境に合わせたものが使えます。汎用性があるのは嬉しいですね。
無線にこだわる人もいますが僕は有線派です。理由は充電する必要があるのと遅延が起きるリスクの2つ。
無線だと確かにケーブルの鬱陶しさからは開放されるのですが、この2つのデメリットは嫌なんですよね。なので僕は今でもイヤフォンは有線です。
無線で充電できるようになればいいのですが、それはまだ未来の話…
さて、付属していたケーブルをつなげるとこんな感じ。
カラーは黒。表面で反射しないのでノングレアって感じでしょうか。シンプルでいいですね。
撮影時はWindows 7に接続していたため、7のところが緑に光っています。
このタッチパッドは自動でOSを認識してくれるので、USB接続だけで使えるようになります。専用のドライバをインストールする必要がないのは嬉しい。
上部は左から「戻る」「左ドラッグ」「ホイールドラッグ」「右ドラッグ」「進む」となっています。このタッチパッドには物理ボタンがないので、上記の部分をタップして「ドラッグ操作」を実現しています。ドラッグ中は左上が青に光ります。
保証は1年間あります。
パッケージの裏はこんな感じです。
お分かりいただけただろうか…?
Windows 10もWindows 7も持ってないんだけど…
「Windows 8 / 8.1ではご利用いただけません。」
パッケージの上のほうに、はっきり書いてありました。
僕はWindows 10の無料アップデートを行っておらず、Windows 8.1を使いつづけています。忘れていたわけではなく、アップデートして普段使っているフリーソフトが動かなくなるのが嫌だったんですよね。
ミヨシの公式サイトには「対応OSがWindows 10 / 7(Windows10推奨)」って書いてあったので、「Windows 8.1も大丈夫でしょ」と購入時は甘く考えていましたが…
僕のメインPC Windows 8.1では使えないのか?
利用できないというはっきりとした記載に絶望しながらも、ためしにWindows 8.1のメインPCに接続してみました。するとカーソルも反応するし、タップもできました。2本指のジェスチャーもきちんと動作します。でも3本指と4本指の動作は反応しませんでした。
ダブルクリックも右クリックもできるので、簡単な操作は問題ありません。一応、ご利用はいただけますね。
Windows 7で試すために研究室に持っていった
研究室のパソコンはWindows 7のままだったのを思い出し、学校にこのタッチパッドを持っていき接続。
4本指のジェスチャー機能まで操作できました。
ただし、説明書に書いてあった3本指の「前のページに戻る」と「次のページに進む」が「マルチタスクの選択」に置き換わっていました。このあたりはOSのバージョンによっても変わるのかもしれません。
Windows 7の場合、デフォルトの変更はできないのでこのまま使うしかないですね。
Windows 10で試すためにインターネットカフェに持ち込んだ
せっかく買ったのにWindows 10で試せないのは悲しすぎる…
Windows 10が試せるところ…どこだろう?と考えて思いついたのが、インターネットカフェです。
普段は利用しないので、わざわざ新規登録してきました笑
僕「パソコンのOSってWindows 10ですか?」
店員さん「少々お待ちください。」
やっぱりOSを確認するお客さんは少ないよなと思いながら待っていると無事10とのこと。
受付を済まし、指定された番号を見つけて入室。デスクトップPCと向き合い、左下のWindowsボタンを右クリックして設定を開こうとしたら
アクセス制限されていました笑
別ルートでなんとかタッチパッドの設定までいけないか試行錯誤しましたが、無理でした。
お金を払ってまでWindows 10での動作を確認しようとしたんですけどね。余った時間は、気になっていたマンガを読んで退店しました笑
Windows10で設定できるタッチパッドのジェスチャ機能はいろいろある
Windows 7の場合、ジェスチャ機能はデフォルトのみ
Windows 7のジェスチャ機能です。
Windows 7の場合、デフォルトのみの設定です。
Windows 10の場合、ジェスチャ機能は「ジェスチャの詳細な構成」でいろいろ設定できる
次に、Windows 10のジェスチャ機能です。上述のとおりWindows 10で試せていないので推測したところがあります。
これは説明書の一覧なのですが、Windows 10の場合はジェスチャ機能をPCの設定で変更できます。
つまり、上に書いていないジェスチャー機能を操作にあてることができます。
タッチパッドの設定画面の右にある「ジェスチャの詳細な構成」から3本指・4本指の初期設定を変更できます。
タップ
Cortanaで検索
アクションセンター
再生/一時停止
マウスの中央ボタン
マウスの戻るボタン
マウスの進むボタン
カスタムショートカット
上下左右それぞれ
タスクビュー
デスクトップの表示
デスクトップを切り替える
フォーカスのあるアプリ以外のすべてを非表示にする
デスクトップの作成
デスクトップの削除
前方ナビゲーション
後方なナビゲーション
ウィンドウを左にスナップする
ウィンドウを右にスナップする
ウィンドウの最大化
ウィンドウの最小化
次のトラック
前のトラック
音量を上げる
音量を下げる
ミュート
カスタムショートカット
かなり選択肢が多いですね。「前方ナビゲーション」・「後方ナビゲーション」が、「戻る」・「進む」にあたるらしいので3本指の左フリックで「戻るボタン」を実現ということもできそうです。
カスタムショートカットには「キーボードショートカット」をあてることができるらしいです。よく使う「Ctrl + cのコピー」なんかも設定できるのかな。
使ってみた感想
タッチの質感なんですが、製品キャッチコピーのとおりサラサラでいい感じです。見ためも安物っぽくないです。
タッチパッドの裏面には4隅に滑り止めがついています。操作中に滑ってしまうことはなく安定感がありました。
厚さが6mmほどしかなく、軽いので持ち運びもしやすいでしょう。マウスだとどうしても高さがありますからね。
気になった点ではないんですが、スクロールの直感性はマウスのホイールのほうが上だなと感じました。2本の指を使うので、どうしても手首を動かさないと指が届きません。これはタッチパッドの性質上仕方ないですね。それが許容できれば、間違いなくタッチパッドとしておすすめできます。
ゆるふわなまとめ
高精細とうたうだけあって、カクつくこともなくストレスフリーで操作できました。
キーボードから手を離さずにマウス操作できるとはかどりますね。
おわり