こんにちは、アズキです。
「Webテストってどれだけ種類あるんだろう?どれが主な形式なんだろう?」
って思っている就活生は多いと思います。SPIとテストセンターは同じ意味だと勘違いしている学生もいるのではないでしょうか。というのも、僕がそう思って検索した経験があるからです。
Webテストの種類を羅列しているサイトはたくさんあるけど、分かりやすく体系的に書かれているサイトは少ないです。どんなWebテストの種類があるのかは分かったけど、結局どの種類を対策すればいいのか。僕は適性検査ラッシュが終わる時期まで理解できていませんでした。
というわけで、どの種類が多く企業に採用されているのかまで含めて書いてみます。割合は僕の経験ですのでご了承を。
Webテスト対策をしたいとは思っているけど無駄な勉強はしたくない、どの形式を勉強したらいいか分からないという人は参考にしてください。
もくじ
対策すべきはテストセンター(SPI社)と玉手箱タイプの2種類
ひとまず、能力適性検査の対策はテストセンター(SPI社)と玉手箱タイプの2種類で十分です。
図に沿って説明していきます。
ほとんどの企業がES提出と同ステップで課している能力適性検査。大きく分けると上図のように①と②の2種類。
- テストセンターに行って試験を受ける
- 自宅のPCで受ける
企業に出向いて個別に試験を受けるといったような、その他少数もありますが割愛します。
①テストセンターに行って試験を受ける
テストセンターの試験を作っている会社は複数あり、SPI社の試験を採用している企業は9割以上です。ヒューマネージ社やSHL社を採用している企業は少数です。
「テストセンター」といってもSPI社のものとは限らないということです。SPI社が作ったテストセンター試験は、現在SPI3と呼ばれています。
僕が使った本は以下の2冊。「これが本当のSPI3テストセンターだ!」と「史上最強SPI&テストセンター超実践問題集」です。
1冊目の方をまず1周やってみたのですが、簡単でした。基礎から演習したい人は、1冊目を1周だけしたらいいです。
少し自信のある人は、2冊目からでOKかなと思います。怪しすぎて大丈夫かと不安になるネーミングセンスですが、ちゃんとした問題集でした笑
知ってれば早く解けるテクニックが書いてあります。推論の演習問題がめっちゃ多いので、推論も本番で解ききりたい人には特におすすめできます。
②自宅のPCで受ける
自宅PCで受ける試験はその他少数を除けば、玉手箱タイプとWEBテイスティング(SPI社)の2種類です。僕の経験での割合は7:3です。
玉手箱タイプは、言語パートでは長文についての選択肢A適当かB不適当かCどっちともいえないの3つから選ぶもので、非言語(算数)パートでは表やグラフを読み取るものです。非言語ではたまに表の数値を推測するものがあります。表の数値推測は難度が高いので初見ではきついと思います。
僕が使った本は「8割が落とされる「Webテスト」完全突破法」
この本は難度が高い、表の数値推測も経験できるのでおすすめです。
WEBテイスティング(SPI社)は、テストセンター(SPI社)の自宅PC版と考えてよいです。同じ製作会社なので画面の見た目は似ていますが、自宅PC版のほうが明らかに難度は高いです。出題はテストセンター(SPI社)と似ているので個別の対策は必要ないです。
ついでに性格適性検査についても
性格適性検査は正解がありません。ですのでアドバイスではなく、就活生が1回は検索するであろう性格適性検査について書きます。
TAL
TALは大きく2つのパートがあり、質問パートと図形貼り付けパートがあります。
質問パートでは、質問に対して選択肢から1つまたは2つ選びます。無理に2つ選ぶ必要はありません。
図形貼り付けパートでは、10こほどの図形を枠内にドラッグして貼り付けていきます。
選択の自由度が高く、何を見られているか分かりません。
僕は「8割が落とされる「Webテスト」完全突破法」を使いました。TAL対策の本は少ないので読んでおいたほうがいいです。
TALを含めた性格適性検査についての考察を書きました。
【攻略】7人に1人が図形貼り付け形式TALで落ちる足切りライン~性格適性検査の対策についての考察~
自分の虚偽回答傾向が分かる就活サービスもあるので、少しでも不安な人は試してみる価値ありです。
【僕の診断結果を公開←意識低いのがバレた】簡単な自己分析の方法の1つ「キミスカ」の性格適性検査を試してみた
クレペリン
クレペリンは1列に並んだ1桁の数字を足し、答えの下一桁を数字と数字の間に書き込んでいきます。これを15分続けます。5分休憩し、また同じ作業を15分。
本番の前に練習の時間があるので、どうしたらいいか分からなくなることはないです。でも頭も手もすごく疲れました。
ゆるふわなまとめ
ひとまず、Webテスト対策はテストセンター(SPI社)と玉手箱タイプの2種類に絞りましょう。あくまでも僕の経験ですが、この2種類の対策でほとんど対応可能です。
この2種類以外の形式を採用していて志望度が高い企業であれば、もちろん個別に対策しましょう。
【就活の始め方まとめ】何から対策するべきか分からない人へ具体的な行動を提案する。
おわり